半導体不足の影響、アメリカ物流にも

世界的な半導体不足。その影響が、アメリカでも深刻化している。

アメリカでは内需が活況になるなか、クラス8と呼ばれるいわゆるコンボイのような重量級トラックの売れ行きが伸びている。

販売台数上位3社の3月の売上は、以下の通り。

ダイムラーが47.7%増加で8839台。

ボルボが44.1%増加で2474台。

ピータービルトモーターズは41.6%増加で3181台。

全体の販売台数は前年比33.7%増加の2万2031台となった。

アメリカ国内の物流が活発化するとともにトラックのスポット運賃も上昇を続け、新記録を更新している。トラックの販売台数、物流の運賃、ともに過去35年間でベストと言える状況だ。

内需の伸びを受け、トラックに関わる業界のビジネス環境は強い追い風が吹いている。にも関わらず、今トラック業界は頭を抱えている。

トラックに搭載する半導体が不足して生産ができず、新車の納品が遅れているのだ。

民間調査会社の ACTリサーチが発表した米国トラック協会の調査結果によると、全てのトラックのオーダーのうち63%が納期に間に合っていない。遅延日数はおおよそ60日以上になるという。

半導体は発注してから納品されるまで1年近くかかるため、必要数を正確に把握してオーダーするのは容易ではない。そのため一定のバッファを持たせるのだが一般的だが、コロナパンデミックが計算を狂わせ、グローバル物流の滞りが拍車をかけた。さらに今年に入ると経済の持ち直しを見越してニーズが急増。品不足が一気に加速してしまった。

半導体不足が完全に解消されるまでには、最低でも数ヶ月が必要といわれている。https://www.ttnews.com/articles/march-us-class-8-sales-jump-337

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