米アマゾン 物流センターがパンクで入庫制限

米アマゾンが、自社フルフィルメントセンターへの入庫商品数を制限しはじめた。

米アマゾンはアマゾンサイトで商品を販売する出品者向けに FBA (Fulfillment By Amazon)という物流サービスを提供している。商品をセンターに送れば、梱包や配送をアマゾンが代行してくれるというものだ。米アマゾンはこの FBA を利用する出品者に対し、フルフィルメントセンターに入庫する商品数の制限を開始したのだ。理由は「倉庫が一杯だから」。

今年の3月、米アマゾンは「倉庫スペースを昨年比50%増やす」とのコメントを発表していた。ところがコロナパンデミックで販売ルートがリアル店舗からオンラインショップに切り替わったことにより、50%増では足りない状況になっている。

入庫の制限値は、出品者ごとに異なっている。米アマゾンは、これまでの販売実績や今後の販売予測から独自に制限値を算出しているという。だが一部の出品者は、今の時期だから販売が伸びるものもあるのに、季節的要素が無視されていると不満をこぼす。

これは出品者にとっては死活問題だ。

需要が目の前にあるのに、センターに在庫させることができない。注文を受けられず、販売の機会損失になってしまう。最もセールスが活発化する年末のトップシーズンにもかかわらず、だ。

カウボーイブーツ、帽子、ベルトなどを販売するある出品者は、「フルフィルメントセンターに入れるまでこれまで2~4日で済んでいたが、現在は10日~14日も待たされる」と述べる。

出品者たちは制限の引き上げを求めているが、アマゾンは全く受け付けていない。そればかりか「決められた制限以上の数量を無理やりフルフィルメントセンターに送りつけようとすれば、アカウントを停止する可能性がある」とはねつける。

ワイングラスを売る Momstir という出品者は、「12月には50万ドルを売り上げると予測していた。それが、その6割程度になりそうだ」と肩を落とした。

https://www.cnbc.com/2020/12/08/amazon-warehouse-limits-causing-sellers-to-run-out-of-holiday-products.html

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