ジョニーウォーカーが紙のボトルで登場

スコッチウイスキーの老舗ブランド・ジョニーウォーカーが、2021年の初旬から紙のボトルで販売される。ジョニーウォーカーのオーナーカンパニーであるディアジオが発表した。環境負荷低減のためという。

新しい紙ボトルは100%プラスチックフリーで、ビニールやPETも一切使用しない。

一般的な紙パックは、中の液体が漏れ出さないよう内側をビニールなどの膜でコーティングしてある。だがディアジオは、ジョニーウォーカーの紙ボトルにはプラスチックも食品包装フィルムも、ポリエチレンテレフタレート(PET)も使用しないと明言。100%完全にリサイクルできるボトルになっているという。

プラスチック製品の削減を目的に、ペーパーカップやペーパーストローが市場に広く出回ってきている。紙の加工技術も、上がってきている。

しかしこれらの紙製品にも、懸念が多分にありそうだ。100%紙製であれば議論の余地はないが、現在出回っている紙パックでは環境対策にならないと指摘する専門家もいる。例えばテトラパック社が製造する紙パックには、何層もの異なるシートが貼り合わさってできている。紙54%、植物性ビニール膜28%、保護ビニール膜15%、アルミ3%。この「紙」以外のシートのおかげで液体が外に漏れるのを防いでくれるわけだが、そのまま廃棄してはかえって環境に悪影響を及ぼす可能性がある。

専門の設備が整ったリサイクル工場であれば受け入れ可能だが、多くの都市ではそうした設備がなく、いまでも受け入れを拒否される。逆にペットボトルのような容器のほうが再生利用に優れ、環境に優しいという指摘だ。

ディアジオはイギリスの酒造会社。ジョニーウォーカーのほか日本でも有名なスミノフやギネスも保有する。紙ボトルを開発するにあたっては、パイロットライトと共同出資してパルペックス社というパルプのパッケージ会社を設立した。今後、スミノフやギネスが紙パックから注がれる日がくるかもしれない。

新しいジョニーウォーカーの紙ボトルも、このパルペックス社が開発したものだ。

しかし紙ボトルの内側をバリアする方法についてのコメントは、いまだにない。https://www.plasticstoday.com/packaging/paper-bottle-coming-soon-liquor-store-near-you

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