Supply Chain Visibility

SUPPLY CHAIN DIVE の記事から

物流の可視化は、物流業者にとっての長年の課題ではないだろうか。

14日の火曜日。ミネソタ州に本社を置く3PL業者の C.H.Robinsonは、Microsoftと共同開発した「Navisphere Vision(ナビスフィアビジョン)」による可視化をパワーアップさせると発表した。

Navisphere Vision はAzure IoTテクノロジーを利用した物流可視化システム。Naviはナビゲーション、案内。Sphereはスフィア、水晶玉。自分の商品の現在地を教えてくれる水晶玉といったところか。

このシステムは導入してから2年以上が経過しているが、今回は可視性を高めたという発表だ。さらにセキュリティも強化された。悪天候や渋滞などの外部的要因・状況のほか、サプライチェーンにDelay 等のダメージを起こすような要因を機械学習によって事前に予測させる機能も持たせた。

荷主はシステムに直接アクセスするか、クラウド経由で在庫状況を知る事ができる。システムでは表示されたワールドマップから、どこに何がいくつあるのか、周辺の天候がどうなのか、が一目でわかる。輸送モードが AIR でも OCEAN でも、鉄道でもトラックでも。輸送中でも保管中でも。世界のどこにあっても、リアルタイムで荷物の状況を確認できる。

ナビゲーションを四六時中モニタリングしていなくても、危険要素が現れたらアラートで知らせてくれる機能も搭載されている。例えば海上輸送中の航路上に台風が現れたら、台風を回避する空輸経路で追加輸送をかけるといった判断も可能となる。

カスタマーと約束した品物、数量、納期を厳守する。

当たり前のことだが、カスタマーからの短納期要求は高まる一方。だが様々な要因によって実現できない場合も少なくない。しかもここ数か月、コロナ禍によって「厳守」できないものは増える一方だ。ナビスフィアビジョンは、カスタマーとの約束を厳守するうえで有効にはたらくはずだ。

ところが。

調査によると、「サプライチェーンで一番困っていることは何か」との問いに、荷主の大半は「貨物の可視性」ではなく「消費者の需要 Demand の見える化」と回答したという。コロナの影響でサプライチェーンが寸断され、消費者の需要 Demand が見えにくくなったことに起因する。これは今後の新たな挑戦ということになろう。

出典:https://www.supplychaindive.com/news/ch-robinson-microsoft-inventory-visibility-IoT/581521/

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