コロナ禍中のメキシコで、ドローンが医療物資をデリバリー

メキシコでは、新型コロナウイルスの感染者数が27万5000人を突破した。死亡者数は3万人を超え、イタリアに次ぐ世界で5番目の多さだ。医療機関は未だに悲惨な状況で、最前線にいる医療従事者に物資がなかなか行き渡らない。より良い労働環境を求め、各地で抗議活動も活発になっている。

メキシコシティに本社を置くシンクロニアロジスティカ社は、メキシコシティから約100㎞北西部にあるケレタロ州中心部の病院向けに、ドローンを使った医療物資のデリバリーを開始した。

シンクロニアロジスティカ社は元々医療物資を扱う物流会社。ドローンがデリバリーする医療物資には、抗菌ジェル、マスク、グローブ、フェイスシールド、その他ヘルスケア製品が含まれる。医療物資のほとんどは、シンクロニアロジスティカ社に寄付されたものだという。

ケレタロ市のエルマルケス病院のガルシア氏は、

「接触を極力避ける形で、健康を危険にさらすことなく、迅速に医療物資を受け取れるドローンは確かな選択肢になった」と語る。

コロナパンデミック下、中国や欧州では市民に外出禁止警告を発するドローンをテレビでよく見かけたが、物流面でも必要な役割を果たし始めている。

海外で活躍しているドローンだが、日本ではまだ安全性や法整備などについて議論されている段階。ドローンが社会的役割を果たすのはまだ先になりそうだ。

まだ見ぬ光景が、徐々に世界では当たり前になっている。

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